1980年当時におけるNIKEのTENNISシューズのUSA正規品と日本企画のシューズをカタログで比較します。
1981 NIKE USA TENNIS SHOES
こちらが1981年におけるUSAのテニスシューズのカタログリストになります。
全部で13種類が発売され、ウインブルドン・オールコート・ラケット・センターコート・メドウ・プレーヤーの6種類から構成されています。
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1981 日本ゴム 日本企画 NIKE FAKE
1981年のNIKE JAPANのカタログになります。テニスシューズとしては11種類が紹介されています。
製品名としてはフォレストヒルズ・デビス・スマッシャー・ローダーデイル・マッチポイントの5種類です。
ここでUSAと比較してみると
USA:WIMBLEDON VS 日本:FORESTHILLS
USA:CENTRE COURT VS 日本:DAVIS
USA:PLAYER VS 日本:SMASHER
USA:ALL COURT VS 日本:LAUDER DALE
USA:MEADOW VS 日本:なし
USA:RAQUETTE VS 日本:なし
USA:なし VS 日本:MATCH POINT
以上、全てにおいて名前が違うのとUSAと商品構成も違います。
このためNIKEのTENNISシューズにおいて日本で発売されたシューズは、ほとんど全てが日本企画の海外から見たらFAKE商品になるということです。
一部違うのはWIMBLEDONのみで、こちらは1980年代中期までUSAに出荷していますので、FORESTHILLSは箱が無ければWINBLEDONとして判断されるので、正規品と見分けは付かない商品となります。
ちなみにジョン・マッケンローが履いたシューズはウインブルドンです。(Mac Attackは除きます)
フォレストヒルズは日本ゴムが製作したNIKEのウインブルドンのレプリカになります。このためマッケンローが履いたのは台湾製のウインブルドンが正式ですのでご注意下さい。
なおほとんどのモデルで形は同じでも販売される色が違うので、パッと見ても日本企画かUSA正規品かは判断付くようになっています。
なお当時NIKEのテニスシューズで人気があったのはFORESTHILLSで、ADIDASに比べ安価であったことと、マッケンローが履いていたことで人気がありました。ただつま先の革が柔らかすぎて、すぐしわが寄って亀裂が入り、長持ちしないシューズでした。
このように日本で販売されたTENNISシューズの製品は、そのほとんどが日本企画で日本のみで通用するNIKEとなっています。ですから海外の方にNIKEと言っても日本ゴム製のNIKEで、厳密にはFAKE商品だということを理解しておいて下さい。
単純にいうと日本製のCONVERSEのワンスターと同じで、日本製のワンスターは月星製のコンバースでありNIKEの子会社であるCONVERSEの製品でないFAKE商品と同じということです。
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