ADIDAS SL series HISTORY

1970年代

ADIDASのSLシリーズはSL72から始まります。基本的に最初は夏のオリンピックの開催年に合わせ数字が付けられました。

↓ビンテージのadidas SLシリーズを探すなら下記からどうぞ!メルカリで検索結果が表示されます。
スマホの方はDesktop Versionでご覧下さい。Mobile Versionでは表示されません。

https://jp.mercari.com/search?afid=5681791385&category_id=33&keyword=%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%80%E3%82%B9%E3%80%80SL&status=on_sale

ADIDAS SL72 WEST GERMANY

1970 ADIDAS SL72 SPECIAL WEST GERMANY

SL72は1970年ご覧のようにACHILLのナイロン版としてSPECIALとして登場します。

1971 ADIDAS SL72 WEST GERMANY

そして1971年小指ガードがスエードに変化し、ソールの形状もROMと同じになります。またこの時期まで紐穴ではなくACHILL同様Dリングが採用されています。

また同じ年の表記ではSL’72となっており、72年のSLという表記になっています。ソールの形状は1972年のSMUと同じハチの巣の形状となっているため、特別使用(もしかしたらSMU)かもしれません。

1972 ADIDAS SL72 SPECIAL WEST GERMANY

1972年のSL72です。つま先のスエードが大きくなり、小指ガードの部分まで広くなります。

1972 ADIDAS SL72 SMU WEST GERMANY

1972年のオリンピック使用とされるSMUです。オランダかアイルランド仕様と思われますが、定かではありません。ADIDASのアーカイブに保尊されているものになります。

1974 ADIDAS SL72 WEST GERMANY

1974年のSL72になります。ベロにトレフォイルマークが入りますが、踵にはまだ入りません。

同じ1974年にのみ発売されたSL72のレザー版になります。同じ配色でDリングだとACHILLがあり、同時期にのみ発売されました。日本でもアメ横で販売され16,000円(消費税の無い時代です)で売られていました。

1978 ADIDAS SL72 WEST GERMANY

1978年のSL72です。ミッドソールが硬質プラスチックになり、トレフォイルマークとadidasの表記が入るようになります。

1979 ADIDAS SL72 WEST GERMANY

西ドイツ製としては最後のSL72です。ベロが白になっているのが特徴です。80年以降はSL80やRUNNER、TRXへと進化します。

↓ビンテージのadidas SLシリーズを探すなら下記からどうぞ!メルカリで検索結果が表示されます。
スマホの方はDesktop Versionでご覧下さい。Mobile Versionでは表示されません。

https://jp.mercari.com/search?afid=5681791385&category_id=33&keyword=%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%80%E3%82%B9%E3%80%80SL&status=on_sale

1974 ADIDAS SL76 WEST GERMANY発売!

1974 ADIDAS SL76 GREEN

1974年にSL76が登場します。初期モデルは紐穴が無く全てDリングで出来ています。

1976 ADIDAS SL76 GREEN

1976年になるとつま先の2つだけ紐穴が付き、紐が滑って移動しないようになります。

1974 ADIDAS SL76 YELLOW

1974年製のSL76の黄色バージョンです。SL76には基準色が3色あり、日本で販売されたのがアジア向けの緑のSL76になります。

それに対し黄色のSL76は北米向けのSL76で、カナダ・アメリカで販売された商品になります。
SL76の中で一番人気のあるのがこちらの色になります。

1977 ADIDAS SL76 BLUE

3色あるSL76の最後の色が上記青/赤になります。こちらはヨーロッパ仕様となっており、ヨーロッパではSL76はこの色が販売されました。配色としてはほぼサンパウロと同じですが、Dリングを使用しているのがSL76になります。
なおこの青と黄色はSMUではありませんのでご注意下さい。

↓ビンテージのadidas SLシリーズを探すなら下記からどうぞ!メルカリで検索結果が表示されます。
スマホの方はDesktop Versionでご覧下さい。Mobile Versionでは表示されません。

https://jp.mercari.com/search?afid=5681791385&category_id=33&keyword=%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%80%E3%82%B9%E3%80%80SL&status=on_sale

1978 ADIDAS SL80 WEST GERMANY

1978年年末には上記2色のSL80が登場します。こちらは日本未発売で、並行輸入店のみの発売でした。初期型はベロがいぼいぼになっているのが特徴です。

なお1979年になるとご覧のようなつるっとしたベロに変化します。この後西側諸国のオリンピックボイコットにより、SL80の刻印が消えてしまいます。箱はそのままSL80表記でした。

1981 ADIDAS SL82 WEST GERMANY

ボイコットしたオリンピックに出場できなかった選手のため1982年に開かれた世界選手権のために作られたのがこのSL82になります。
配色はSL80の2色と同じになっています。

1982 ADIDAS SL83 WEST GERMANY

1982年に登場したSL83です。SL83と表記されるものとされないものの2種類が存在しています。
1983年の第1回世界陸上、フィンランド・ヘルシンキ大会のモデルになっています。

ちなみに1984年のロス五輪は、コンバースの1社独占スポンサーによりアディダスのシューズの使用が認められなくなったため、更にはその後のスポンサーのためSLシリーズの生産は中断します。

1996 ADIDAS SL96 CHINA

1996年アメリカのアトランタオリンピックを記念して作られたSL96です。
近代オリンピック100周年を記念した大会のため、この年だけ復活したSLシリーズ最後のモデルです。

以上が歴代のADIDAS のSLシリーズになります。
なお最近では色々な色で復刻版がでていますので、そちらは改めて紹介させて頂きます。

↓ビンテージのadidas SLシリーズを探すなら下記からどうぞ!メルカリで検索結果が表示されます。
スマホの方はDesktop Versionでご覧下さい。Mobile Versionでは表示されません。

https://jp.mercari.com/search?afid=5681791385&category_id=33&keyword=%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%80%E3%82%B9%E3%80%80SL&status=on_sale

コメント

vintage_sneaker

1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

vintage_sneakerをフォローする
タイトルとURLをコピーしました