ADIDAS フランス製最初のバスケットシューズ SUPERGRIP

1960年代以前
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ADIDAS SUPERGRIP HISTORY SUPERSTARの元祖

1962年 フランス製インドア用ローカットシューズ

1962年モデルのアディダスフランス製インドア用ローカットシューズです。
残念ながらモデル名は不明ですが、アディダスのフランス製で当時の代表であるホルスト・ダスラーがNBAにバスケットシューズとして持ち込んだローカットのバスケットシューズのプロトタイプになります。シューズにはadidasの表記のみでモデル名は入りません。(多分プロトタイプで市販はされていないと思います)
サイズは10以下でも紐穴は8穴あるんですね。1973年以降はUK10.5以上が8穴なんですが・・・
なおadidasのバスケットシューズは西ドイツ製はハイカットのレザー製で存在していますから、ローカットは初めてのシューズになります。

当然ですが踵にはヒールパッチがありません。ベロ裏にはハイレットに採用されているフランス製のロゴが付いています。

ごらんの様に1972年まで継続するベロ裏の表記が入ります
つま先にはシェルは付きませんが、ベロ裏には1972年まで継続するadidasのマークと生産国名が入ります。

ソールはこの後も継続する単純なラバーソールになっています。なおアディダスのアーカイブにもこのシューズは登場していません。
こちらがアディダスフランスの最初のバスケットシューズのローカット、スーパースターの元祖のモデルになります。よくこんなキレイな状態で残っていたものです。

1963年 SUPERGRIP プロトタイプ

1963年には上記スーパーグリップのプロトタイプが登場します。同じシューズを履いた選手が当時のABA・NBA選手の写真で確認することができます。
形状は先ほどのインドアシューズにつま先のガードとステッチが入り、モデル名のスーパーグリップが記入されています。

上部から見てみるとインソールはけば立っており、同じ年のTENNISやROBERT HAILLETと同じ形状となっています。

ソールを見てみると単純な茶色いガムソールで、インドア用シューズと同じ形状をしています。

1965年 SUPERGRIP フランス製 初代モデル

1965年初代スーパーグリップになります。つま先のガードは入らずステッチも無くなっています。

つま先と踵も通常の形状で、この時代特有の踵にベロは付いていません。

内側を見てみると外側が通気口4つであったのに対し、内側は3つになっています。

インソールは1964年のモデルと同じけば立ったものが使用されています。

アウトソールに関しては、この後登場するスーパースターなどに継承されるソールパターンが採用されています。1967年に設立したNBAのサンディエゴ・ロケッツに採用されたシューズです。
ただしNBAでアディダスを使用していた選手は東海岸に多く、特にニューヨークニクスの選手は、プロトタイプの時代から使用していました。

1968年 SUPERGRIP 3代目

1968年モデルの3代目になります。実際には2代目が1966年に登場するのですが、残念ながら実物は未入手です。2代目はつま先にステッチが入り、踵にヒールパッチが付かないモデルです。つま先にステッチが入りヒールパッチが付くこのモデルは1968年のみの販売になります。

ソールパターンは変わりませんが、材質はスーパースターと同じになります。

なお1968年にはソールがスーパースターと同じような形状となり、つま先にステッチが付く状態となります。この後すぐにつま先にシェルが付きます。

1968年 SUPERGRIP 4代目 超レアな半年のみの製造

1968年後半のみの製造になります。パッとみて何か判りますかね。そうスーパースターと同じ形状になります。

1968年のカタログになります。SUPERGRIP/GREENSTAR/BLACKSTARの3種類が掲載されています。
当然SUPERGRIPにはシェルが付いているのがお分かり頂けると思います。

1969年 SUPERGRIP 5代目

1969年のカタログからスーパースターが登場し、スーパーグリップと2機種になります。

ブラックスターが無くなり、代わりにシューティングスターが登場します。ご覧の様にシェル付きはスーパースターと名前が変わり、シェル無しがスーパーグリップとなります。
つまり形状から見てスーパーグリップがスーパースターに変わったということが分かると思います。

実際の1969年のスーパーグリップがこちら。つま先にシェルは付きません。

踵にはSUPER GRIPの文字が入ります。ちょうどグリーンスターやシューティングスターと同じようにモデル名が入ります。

なおソールは白ではなく、茶色いトーナメントソールになります。この1969年からトーナメントソールが誕生し、グリーンスターやシューティングスターに採用されます。なおグリーンスターに関しては70年代に入るとスーパースターのソールと同じようになり、色付きのスエード版スーパースターへと変化します。

1974年 SUPERGRIP 6代目 フランス製

1974年になるとスーパースターと同じように金ベロになります。1974年は金ベロでもベロにステッチが入ります。名前がベロに入ると踵のモデル名は入らなくなります。

なおこの時代の踵のヒールパッチは小さいのご特徴です。

1975年 SUPERGRIP 7代目 フランス製 金ベロ2代目

1976年の金ベロトーナメントは踵が大きくなります。ベロにステッチが無くなりますが、踵にはadidasのマークはまだ入りません。

1976年 SUPERGRIP 8代目 フランス製 金ベロ3代目

金ベロ3代目のスーパーグリップです。ほとんど前年と変わりません。

踵にアディダスマークとadidas表記が入ります。

1981年 9代目 SUPERGRIP フランス製

1981年のスーパーグリップになります。ソールのパターンが変化します。
なおソールサイドにadidas表記が入るようになるのは1979年からになります。年代判別には効果的です。

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コメント

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1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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