CONVERSE HISTORY 1925~1930
1925/26年 ALL STAR & Hickory
1925年と26年の広告です。アンクルパッドのデザインが変更されます。
1926年 ALL STAR
1925年~26年のALL STARになります。
アンクルパッドはレザー製でBigCラインはゴールドに着色されています。
踵のヒールパッチにはCONVERSE ALL STARと入ります。この時代はまだNon-Skidが白いキャンバス、ブラウンがAll Starとなっており、色でモデル名が変わるようになっています。
但し他のモデルは白とブラウンの2色展開しているモデルもあるので、なぜAll Starだけそうなっているのかは不明です。
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1928年 All Star 広告
1928年のAll Starの広告になります。ソールパターンとアンクルパッドのデザインが変更されます。以前のモデルはAll StarであってもソールにはNon Skidの文字が入るのですが、このモデルからソールにAll Starのモデル名が入るようになります。またヒールパッチは無くなり、モデル名の表記はソールのみになります。
1928年 All Star
1928年モデルのオールスターになります。
アンクルパッドには初めて星形が入り、星の中にCXの文字が入ります。なおCONVERSE ATHLETIC SHOEの文字も入っています。
1929年 CONVERSE CATALOG
1929年 CONVERSE CATALOGより ①
1929年のカタログになります。PROFESSIONAL/SUREFOOT/SIRENの3種類が紹介されています。
アンクルパッドにはConverseの文字が入りますが、こちらのデザインは比較的安価なシューズにのみ採用されているデザインになります。ALL STARには星が、その他のモデルには星無のCONVERSE ATHLETIC SHOE表記が入るのが一般的です。
またこの年よりSkootsのロゴマークが使われるようになります。野球のバットなどにも記載されるようになり、Skootsというスポーツブランドに属するようになります。
1929年 CONVERSE CATALOGより ②
1929年のカタログからLUCKY BOY/WIZARDです。価格もALL STARの半値ほどのモデルで比較的安価なシューズです。ジム用になりますので体育館などでの使用を目的としたシューズになります。
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1929年 CONVERSE CATALOGより ③
1929年のカタログより、PINTO/BRONCHO/BIG 9/TENEXの4種類になります。
BRONCHOとBIG 9は以前から継続販売されていますが、ソールのデザインなどが変更されています。価格の方も以前より安くなっており、大量生産がされてきたことが伺えます。
1929年 CONVERSE CATALOGより ④
1929年のカタログより、女性用シューズの紹介です。
左がJANET、右がVESTAになります。価格も1ドルを切った値段ですので、日本円にすると当時のレートで考えると約400円程度の価格になります。
1929年のカタログに掲載されているシューズは以上になります。イヤーブックもそうですが、当時のお勧め商品をメインに紹介しているようで、全てのシューズを掲載したカタログは存在していません。このため各モデルの紹介を見つけての紹介となってしまいます。
長年広告も収集しているので、追加記事を入手したら追記しますね。
1930年代 CONVERSE ALL STAR
1930年 CONVERSE ALL STAR 広告
1930年のオールスターの広告です。この年以降コンバースのメイン商品はオールスターになります。これにより毎年紹介されるのはALL STARのみで、他のモデルに関してはあまり掲載されなくなります。ですので他にボーイズで何が存在し、何が廃盤になったのかは非常に判別しにくい状態です。
同じ年のオールスターの広告です。ALL STAR以外にソールの形状違いでHICKORYがあることが掲載されています。まあ当時では外バネ式でも若干の違いによって、モデル名が変わるのが普通ですので名前判別は難しいと思います。
出来る限りALL STAR以外にも紹介して行きますので、不明なモデルがありましたら覗いてみてください。
1930年 ALL STAR以外のシューズ
1930年において紹介されている4種類を紹介します。
LUCKY BOY/JANET/SUREFOOT/TENAXの4種類です。以前紹介したモデルと同じものばかりですので、あまり変化は無いようです。
他の1930年の広告では、COURT SPECIAL/PINT/LUCK BOY/BRONCHOの4種類が紹介されています。特にTENNIS用のシューズはあまり紹介されていませんが、コンバースでは珍しい外バネ式のシューズが記載されています。
当時はTENNISはKEDSがメインシューズでしたので、コンバースはあまり力を入れていなかったという感じです。
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