NIKE 1973 CATALOGE ナイキ最初のカラーカタログ①

1970年代

NIKE 1973 WSシーズンカタログ 1973年前半のカタログになります。

今回は1973年前半のカタログからランニングシューズを紹介します。
テニス・バスケットなどの紹介は次回になります。

1973年 カタログ表紙

1973年のカタログの表紙になります。winter/springシーズンカタログになりますが、後半も同じ表紙になります。前のブログより今回はサイズを上げて表示しますので、文章も読めると思います。
最初のカタログのみ高解像度で掲載しますが、後半のカタログは低解像度になります。ご勘弁下さい。
もし他に掲載する場合は一言ご連絡をお願いします。

TRACK & FIEELD spikes shoes

トラックシューズとしては4種類が紹介されています。
上段左からMontreal XXI (ゴールドスエード)、Canada Quick Six(青スエードのカンガルー皮)、Panther Wet(黒のウエットシューズ、フライトウエットのスパイク版)になります。
下段がPan Amになります。文字は読めると思いますが・・・

marathon & obori

上段がマラソン、下段がオボリになります。名前の由来はご存じだと思いますが1974年から福岡国際マラソンになった福岡大濠公園で開催されたマラソンの名前から付けられています。実際には「おおほり」ですが・・・
ナイロンとスエードの2種類が販売されました。

記載主
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ちなみに鬼塚タイガーにもオーボリというシューズがあるんですよね。
コルセオにしてもコルテッツと似ているし、なんでそんなに同じ名前なんでしょうか?

タイガーと仲が悪くなったのは判るのですが・・・

Boston 73

上記オボリの名前変更で登場したのがボストン’73になります。カタログでは色が濃くなったようにみえますが、全く変化はありません。オボリの箱にシールを張ってボストン’73となっていたものもありました。

cross country & marathon

クロスカントリーはadidasのカントリーと同じように1972年の秋に発売されます。1973年に開催された第1回世界クロスカントリー大会に向けたシューズになります。
マラソンはまた表示され青と赤が掲載されています。当時青はメンズ用、赤がレディース用として使用されていました。

finland/kenya & road runner suede

上段がフィンランドとケニヤ、下段がロードランナースエードになります。
フィンランドとケニヤは見た目はマラソンですが、ソールの形状が違います。マラソンに比べソールが減りにくい特徴があります。

cortez コルテッツ

コルテッツスエード、レザー、ナイロンの3タイプが紹介されています。
インソールはウェイマン・スペンス博士が開発したSPENCOのものを採用している表記があります。

SUEDE CORTEZ DELUXE / LEATHER CORTEZ / NYLON CORTEZ

上からスエード コルテッツ デラックス、レザー コルテッツ、ナイロン コルテッツの3種類になります。スエードコルテッツのみヒールパッチが入りNIKEの文字が入るデザインになっています。

記載主
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やはり鬼塚タイガーに似てますよね。
日本製だからしょうがないと言えばそうなのですが、もともと日本ゴムは鬼塚の下請け会社ですよね?同じデザインで作って良いのでしょうか?

Leather Cortez 1 / Leather Cortez 2 / Super Cortez

レザーコルテッツの1と2が紹介されています。一番の違いはつま先の形状です。
コルテッツ2とスーパーコルテッツはつま先がレザーで出来ています。

bangkok / road runner

バンコックロードランナーになります。ミュンヘンオリンピックのマークのバッグと一緒に表示されています。ロードランナーのスエード版がバンコックになります。

記載主
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1973年に初めて開催された国際クロスカントリー大会に向けたシューズです。

アディダスですとカントリーが該当します。NIKEの場合は青ラインなんですね。

コメント

vintage_sneaker

1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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