NIKE CORTEZ 1972年6月発売! メキシコOP

1970年代

1972年6月最初にNYLON CORTEZが先行発売されます。

NIKEのCORTEZは1972年の6月にナイロンコルテッツが先行して発売されます。1971年に鬼塚タイガーから決別し、NIKEのスウッシュ付きのトレーニングシューズとして3層構造のソールそのままにNIKEとして発売されます。

CORTEZの言われは、TIGER時代に本当はアステカという名を付けたかったが、ADIDASが既にアステカの名を使用していたことから、アステカを滅ぼしたコルテスの名前から取ったとされています。
アディダスとの対抗心が現れた名前の付け方ですね。

1972年7月 NIKE LEATHER CORTEZ発売!

1972年7月、ナイロンコルテッツに少し遅れて、レザーコルテッツの初代モデルが日本製として発売されます。

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1971年に台湾製のコルテッツは発売されていません。

昔BOONという雑誌に掲載された1971年製だとされたレザーコルテッツです。
この靴の内部に1971という数字が書いてあることから1971年とされたのですが、これは全くの間違いです。NIKEでも正式にコルテッツは1972年発売となっています。なお、このCORTEZは台湾のどこの工場で作られたか不明なのですが・・・

同じ工場で作られたと思われるNIKEのスニーカー内部の表記ですが・・・
一番左がレザーコルテッツでIML 1971としっかり刻印され、その下に21810?レザーコルテッツの型番は2180なのですが・・・多分型番表記だと思われます。
そして右の2つが筆記体のモデルで同じ形状のもの。IML 1819と記載されています。その下には型番と思われる7540と7530の表記と右にサイズが表示されています。

実は右の2足は1979年に東京・上野アメ横で出回った台湾製のnikeのフェイク品の靴の内部です。
レザー製以外にクラリーノ製のテニスシューズもあり、1足1,500円~2,500円で販売されていました。
そのシューズに刻印されていたのがこちらで、同じシューズで1971と1819の2種類が存在していました。全てベロにはRマークなしの筆記体nikeのみで、スウッシュ無のロゴでした。

ビンスニ男
ビンスニ男

右の2足が1979年のフェイク品だとしてもレザーコルテッツは1972年の箱(メキシコオリンピックのマーク入り)が付いていますから、NIKEが販売したかは不明ですがNIKEに納品されたことは間違いないでしょう。

ただしインソールがスペンコインソールを採用していますから、1972年以降であることは間違いありません。スペン子インソールは1972年以降登場しますから…

しかもインソールにサイズ表記を入れるのは、日本製でも1972年のクロスカントリー以降になります。

1973年 NIKE LEATHER CORTEZ Ⅰ

1973年に販売されたレザーコルテッツⅠの日本製になります。1973年にはレザーコルテッツとナイロンコルテッツの両方ともⅠとⅡの2種類が販売されます。

1973年のSS(春・夏)シーズン向けのカタログに掲載されたコルテッツ2種類です。
左がコルテッツⅠ、右がコルテッツⅡになりますが、違いが判りますか?私にはさっぱり分かりません。説明文ではⅡの方がソールが高めで全体が細身、つま先のカウンターが小さくなっているとありますが、変化は判りません。

そして1973年AW(秋・冬)シーズンのカタログに掲載されたレザーコルテッツⅡの写真がこちら。
もうお分かりですよね。かかとの部分に硬化剤が塗布され、かかとのすり減りを防止したものがコルテッツⅡだということです。

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1973年 NIKE LEATHER CORTEZ Ⅱ

1973年に発売されたレザーコルテッツⅡです。ソールのかかと部分の色が違います。

このようにかかと部分の色が違うのがコルテッツⅡになります。レザー以外、ナイロン・スエードも同じです。なおこのソールは1974年も継続し、ナイロンコルテッツに関しては1975年まで採用されます。

1975年 NIKE LEATHER CORTEZ made in TAIWAN

1975年になるとかかとにヒールパッチが付くようになり、ソールの硬化剤塗布もなくなり、一般的なレザーコルテッツとなります。この年から台湾製のレザーコルテッツが正式に採用されます。
なおUSAにおいてデラックスの表記は入りません。デラックスというのは日本企画のみで、NIKEの正規品にはデラックスは存在しません。

1975年 LEATHER CORTEZ made in USA

1975年後半、USAにおいてはレザーコルテッツ・デラックスと同じタイプのモデルが1度は製作されます。しかし実際に販売された数は少なく、USAのサイドのレザーが2枚のものは見つかり難いものになっています。ちなみにデラックスという名前は付いていません。ベロにRマークの入らないUSA製は非常に珍しいものになります。

1976年 LEATHER CORTEZ made in USA

1975年後半にUSAに工場が開設され、レザーコルテッツはすぐに改良・製作されるようになります。
この年からUSA製と台湾製の2種類が製作販売され、日本製は日本のみの発売として1977年より開始されます。この年まで日本においては平行輸入のみの販売で、東京ではアメ横や六本木でのみの販売になっていました。

1977年 LEATHER CORTEZ made in TAIWAN

1977年の台湾製のレザーコルテッツになります。この年からnikeのベロは筆記体からゴシックへと変化します。ちなみに日本での正規販売はありません。並行輸入のみですが、この頃になると円高なので結構輸入する業者が増え、一般の店でも取り扱いが増えました。

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1977年 LEATHER CORTEZ made in JAPAN 日本ゴム製 FAKE

1977には日本にナイキジャパンができ、NIKE製品の製造・販売ができるようになりました。しかしNIKEの名前を使った日本独自の製品、USA納品の製品と同じものの製造販売に限られ、USA製の輸入・販売の許可は得ておらず、USA製のELITEや台湾製の販売は行っていませんでした。

1977年 日本ゴム製 NIKE LEATHER CORTEZ DX 日本独自のNIKE

1977年には日本独自のNIKEとしてレザーコルテッツが発売されます。当時日本では赤は女性用というイメージが強かったため、スウッシュを黒にして発売されました。

もちろん赤のモデルも発売されましたが、ハッキリ言って全然売れない商品でした。高すぎです。
日本製のレザーシューズなら4,000円で買えた時代8,000円以上のトレーニングシューズを買う人はほとんどいませんでした。同じ種類を買うならadidasのROMの方が一般的でした。

ビンスニ男
ビンスニ男

1977年に登場したNIKEですが、当時は全く取り扱い店が無かったです。

スポーツ店はTIGERかADIDASでNIKEの取り扱いは無く、日本ゴムの販路を利用した一般靴店で扱うのみ。その靴屋でも大体扱うのはキャンバス製の安いテニスシューズのみでした。

ジョギングブームで日本にアスリートフットなどが増えなければ扱ってもらえなかった商品です。

1980年 NIKE LEATHER CORTEZ made in TAIWAN

1980年になるとNIKE特有の特徴ですが、ベロのロゴ表記が単色になります。これはUSA製や日本製も同じで、70年代後半に登場する韓国製でも同じです。なおスウッシュにRマークが入るのは1979年からで、1978年のモデルはNIKEの後ろのみにRマークが入ります。このためベロにRマークが2つ入るのは1979年以降になります。

なお1980年以降は白以外の色付きモデルが発売され、色々な色や柄のモデルが登場します。
Le Villageを含め、色付きのモデルは別で紹介します。

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コメント

vintage_sneaker

1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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