1995年 NIKE ADIDASの偽物大量出現!

1980年代
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1995 ADIDAS FRANCE MODEL FAKE

1995年から97年にかけて出回ったアディダスのフランス製シューズは、スーパースター・スタンスミス・カントリーといったアディダス3種の神器といわれたシューズをメインに数種類のモデルが出回りました。

当時NIKEのJORDANの歴代モデルがブームになり、AJ1のオリジナルが高額で取引された時代です。
これに目を付けたUSAのシューズバイヤーが、NIKEとADIDASの偽物を製作し高値で売ったことが原因です。

そうしたなかADIDASが選ばれたのは1980年代のシューズは作りやすく、製作原価も安かったこと。
そして1991年にADIDASの下請け靴製作工場が多く解約されたことなど、偽物を製作するのに好都合だったためと言われます。
特にSUPERSTAR・COUNTRY・STAN SMITHは原価1,000円以下で製作できるため、しかもビンテージということで通常の4~5倍の価格で販売できるためでした。

スタンスミスは偽物が多いと聞いたことがありますが、スーパースターも有るんですか?
男性B
男性B
男性A
男性A
残念ながらスーパースターは白ベース、黒などいろんな種類で販売されています。中でも黒に白ラインのモデルは相当数日本に輸入されました。

1995年 最多の偽物が流通したADIDAS SUPERSTAR

1995年に大量に出回ったのがこちらの黒のスーパースターです。
こちらをアスリートフット限定という人が居ますが、全くのでたらめで1985年の販売において日本の靴屋でも普通に販売されていたモデルです。アスリートフット限定なのは1982年に発売された金ベロ後期型で、つま先やソールも黒のスーパースターになります。
こちらは一般販売で当時全く人気の無かった売れ残りの多かったスーパースターになります。

1985年 SUPERSTAR BLACK/WHITE 偽物判別方法 ①BOX

まずは当時の箱で比較すると、本物の箱はサイズ表記のある面にmade in Franceの文字が左下に入ります。そして本物は一番上のバーコードの番号が122であるのに対し、偽物は440になります。
この440は1978年以降のスーパースターの製造番号で1983年まで使用されていますが、1984年からは122の番号に変わります。
このため440の数字が入るスーパースターは1983年までとなります。
また箱にmade in Franceの文字が入らなくなるのは1987年以降で、黒のスーパースターが製造された時代には存在しない箱になります。

男性A
男性A
偽物は確認できる限り4種類以上存在します。
明らかに偽物と分かるものは別ですが、一番多くて良く出来ているのは、こちらの箱のものになります。

1985年 SUPERSTAR BLACK/WHITE 偽物判別方法 ②靴紐

次にこの時代のスーパースターの判別に一番有効なのが、靴紐による判別です。
本物は光沢がある靴紐で、経年劣化とともに色焼けしてベージュ色になるのが特徴です。これに対し偽物の靴紐は純白で、紐の端が細くなっているのが特徴です。
まあ、靴紐を変更されたら判りませんが、本物を見分けるにはベージュの靴紐であれば本物と思っても良いでしょう。

こちらの靴紐が使用されていれば本物になります。
今現在、この靴紐は入手できませんので、これが付いていれば間違いなく当時の本物です。また単色ベロのスーパースターもこの紐か太紐なら本物になります。

この紐は、リザードラインのスーパースターに採用されているものですよね。
男性B
男性B
男性A
男性A
はい、そうですね。1983年のリザートラインと同じ紐です。1986年まではフランス製のスーパースターはこの紐が使用されています。1987年には太い紐が使用され、フランス製としてのスーパースターの製造は終了します。
90年代唯一生産していたのはモロッコのみになります。

1985年 SUPERSTAR BLACK/WHITE 偽物判別方法 ③履き口

次に履き口の違いですが、made in franceのタグは、キチンと貼付け場所から離れていないことが重要です。2番目の写真のように長いタグは典型的な偽物に使用されているもので、このような長いタグはFAKEにしか存在しません。

またサイズ表記の刻印横にある数字は220や122などの数字があれば本物ですが、440で刻印されたものは1982年から83年にかけて製造されたスーパースターの単色ベロにのみ表記されていたものです。
このため黒/白のスーパースターには存在しない番号ですので、完全なFAKE品になります。

なおこの440表記の黒/白スーパースターは1995年にアメ横でもFAKE品として販売され、8,000円ほどで売られていました。ところが古着屋さんでは30,000円を超える高値で販売され、数多くのFAKEが出回りました。今でもFAKEと知らずに販売する古着屋さんもありますので、十分注意のうえ440刻印は偽物と理解したうえで購入して下さい。ちなみに写真のように履き口が割れやすいのが特徴です。

なお銀色ではない黒の刻印のモデルもありますが、シールの表記もきれいで完全な偽物になりますのでご注意下さい。まあ、パッと見た目でもFAKEと判りますが・・・

1985年 SUPERSTAR BLACK/WHITE 偽物判別方法 ④靴内シール

靴内のシールを見てみると、判別は難しいのですが、完全にFAKEの商品には上記赤〇印のコロンのように小さく次の文字とのスペースが狭いのが特徴です。
このシールは某国の正規adidas商品にも使われているため、どこの国が作ったかは判別できるのですが、証拠はないのでここでの限定は避けておきます。

ちなみにコピーのシールは、90年代の完璧なFAKE品になりますので覚えておいて下さい。

また90年代には存在しない西ドイツ製表記のものもありますので、注意して下さい。
このコピーされたシールが使われたのは1990年代のモロッコ製とチェコスロバキア製、台湾製が存在します。

本当にFAKE品のADIDASは1995年に多く登場し、SUPERSTAR/STAN SMITH/COUNTRY以外にもRUN DMC/ULTRASTAR/TOP TENなど多くの偽物が存在します。

それぞれの判別法を理解のうえ、各自ご自分で判断のうえご購入して下さい。
またこの年代は偽物が多いとご理解の上、購入することをお勧めします。

単色ベロのフランス製は、詳しくない人は手を出さない方が無難ですね。
女性B
女性B
男性A
男性A
そうですね。
実際私も購入して失敗していますので、偉そうには言えないのですが、古着屋だけでなく普通の店も見ていないと偽物には気づけません。だからアメ横は定期的に見て回るのには非常に重要な場所なんです。
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1980年代adidas
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コメント

vintage_sneaker

1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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