CONVERSE TENNIS SHOES
1929 CONVERSE COURT SPECIAL
コンバースで最初にテニスシューズが登場するのは1929年のカタログになります。
メインは「コートスペシャル」、そして一般的な形状である「シチュエート」の2足が紹介されています。
1930年のテニスシューズとしてカタログに登場するのは画面左上のコートスペシャルになります。テニスシューズとしてはKEDSが先行し、1800年代よりチャンピオンを発売、ほとんどの選手がチャンピオンを使用していた時期があります。コンバースとしては外バネ式をメインにしていたんですね。
コンバース最初のテニスシューズは外バネ式のキャンバスシューズだったんですね。
コートスペシャルという名前ですが、歴代のモデルにコートが付くのはコンバースならではの名前の付け方です。
1959 TENNIS SHOES 広告
次に広告として登場するのは1959年、テニスシューズとしてコートスター・ネットキング・スリップノットの3種類が掲載されています。ここで出ているコートスターが1930年に販売されたコートスペシャルになります。
ネットキングはその形状からKEDSのチャンピオンを真似たシューズであることが判ります。
1959年にやっとKEDSのチャンピオンに似たシューズが登場します。
1880年代からテニスシューズといったらこの形が一般的で、テニスのチャンピオンはほとんどがこのシューズでした。(KEDSの広告からですが・・・)
更に言うと、このテニスシューズ(KEDS)が最初にスニーカーと呼ばれたシューズになります。ですから最初のスニーカーはキャンバス製でラバーソールのテニスシューズを指していたんですね。
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1960 TENNIS SHOES 広告
1960年のコンバースの広告です。60年代はテニスシューズの広告を掲載するようになり、KEDSからシェアを奪うようになります。
特に60年代後半はデビスカップの選手にシューズを提供、スタンスミスやアーサーアッシュ、ジミーコナーズもスキッドグリップを使用していました。
なおアディダスのハイレットを最初に履いたのはアーサーアッシュの方で、スタンスミスはダブルスの相方、ボブ・ラッツの方が先に使用し、デビスカップではコンバースでしたがウインブルドンからハイレットを履くようになりました。
コンバースの2つのジャックと言われる最初のテニスシューズが、ジャッククレーマーになります。当時ジャックパーセルはグッドリッチでしたので、コンバースではこのジャッククレーマーがテニスシューズの代表となっていました。
ですが選手に人気のあったのは昔ながらの形をしたスキッドグリップなんですね。
1971 CONVERSE ALL STAR TENNIS
1971年最初のレザー製テニスシューズとしてオールスターテニススエードが発売されます。
最初のモデルはヒールスターのスエードモデルになります。
スムースレザーのヒールスターは1972年の発売になります。
左が1971年発売のヒールスタースエード、右が1972年発売のヒールスタースムースレザーになります。スムースレザーのヒールスター初期モデルには土踏まず部分に通気口が付くのが特徴です。
また初期モデルにはご覧の茶色いソールが使用されています。青いソールになるのは1973年以降になります。
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1974 ALL STAR TENNIS LEATHER
1974年、ワンスターの時代にオールスター・テニス・レザーとして表革製のシューズが発売されます。
それまではスエードのヒールスターのみでSTAR&BARSのテニスシューズはありません。
1974 ALL STAR SUEDE & CANVUS
スエードタイプのモデルとしてワンスターのライトブルーの内バネ式が採用されました。
男女兼用のモデルでサイズ表記はメンズとウィメンズの両方内側に記載されていました。
ワンスターテニスのモデルはそれぞれに合わせて試し履きしてから購入するのをお勧めします。
特にこの水色のスエードは結構細身で、レディース表記のみのものが存在します。
81/2だから大丈夫と思っても、実際は25センチなんてことがあります。購入には気を付けて下さいね。
キャンバス製のステッチスターのテニスシューズです。当時ワンスターが流行った時期でも7千円で購入できたシューズです。やはりキャンバス製で人気はありませんでした。
こちらのキャンバスシューズもサイズには注意が必要です。
当時購入した際は81/2が一般的な私が101/2でピッタリでした。たぶんレディース表記だったためと思われますが、単純に表記を信じないで履いて確かめることをお勧めします。
1974 ALL STAR TENNIS SMOOTH LEATHER
スムースレザーのヒールスターになります。
ベロ裏が踵の星と同じ青ならいいですが、ベージュだと2000年代の韓国製の復刻になります。2度ほど復刻していますので、オリジナルと間違えないようにしましょう。
また踵のヒールパッチにおいて星1つのチャックテーラーラベルのものがたまにあります。当時アウトレットで販売されていたので、間違って付けたイレギュラー製品だと思われますが、正規販売で売られていましたので付け替えされたものでは無いのでご安心を!
内バネ式のワンスターテニスになります。こちらも2回ほど復刻されていますのでご注意下さい。靴内部に黒の刻印でアルファベットが入るのは復刻です。オリジナルはサイズ表記の刻印しかありません。
またベロ裏にmade in koreaと入るのは2006年の復刻版になります。
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1974 ALL STAR TENNIS MENS SHOES
一般的なオールスターテニスのメンズモデル、外バネ式のシューズです。
ポパイ創刊号でワンスターのバスケットボールシューズと間違われたモデルになります。STAR&BARSやワンスターに比べて細身ですので、ワンスターより半サイズ上を購入するようにして下さい。
ワンスターテニスのこのモデルは結構良く見つかります。
やはりバスケットシューズに比べ売れ残っていたからでしょうか?基本青い星なのですが、布で出来ているため、雨の日は星の部分から水が入ってくるんですよね。
ですから雨が降りそうな日には履けないシューズでした。またテニス用に革が薄くなっていたので、耐久性も悪かった記憶があります。
1974 ALL STAR TENNIS PLAYERS SPECIAL
オールスターテニスの選手用になります。
通常は青ですが、こちらは選手用の赤になります。デザイン的にはこちらの方が好きですが、マイサイズは見たことがありません。なので購入はしていません。
かかとは一般的なCONVERSE ALL STARのラベルになります。
マイサイズを見つけるのは通常の選手カラーのワンスター同様無理かもしれませんが、見つけたら是非購入したい1足です。
この赤の81/2を探してはいるんですが・・・
やはり見つかるのは101/2以上なんですよね。これだけきれいでピッタリサイズなら是非とも欲しいモデルです。だけど、もう見つからないですかね。残念ですが・・・
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