US KEDS history 当時USA最大のシューズメーカーの歴史
Goodyear Metallic Rubber Shoe Co. 1891 広告
1891年のGoodyear Metallic Rubber Shoe Co.の広告です。この当時は合併前で様々なシューズを製作していました。現存するカタログにおいては数十種類の靴を製造していました。
Colchester Rubber Company 1891 広告
いわくつきのColchester Rubber Companyの1891年シューズカタログです。
1891年といえばバスケットボールが発祥した年ですが、さすがにバスケットボールの記載はどこにもありません。
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1892年 US RUBBER COMPANY誕生
USA最大のラバー製造会社 US RUBBER COMPANY
1892年Goodyear Metallic Rubber Shoe COMPANYとColchester Rubber Companyなど数社を合併して、USA最大のラバー製造会社US RUBBER COMPANYが誕生します。
ここにスニーカー発祥とされるKEDSが誕生した訳です。
1917年 「スニーカー」という言葉を初めて使ったKEDS
スニーカーという言葉を初めて広告に使用したのがUS Rubber CompanyのKEDSで1917年の事になります。おりしもコンバースがオールスターを発売した年でもあります。
KEDSが使用したスニーカーという言葉は、上記ローカットのテニスシューズを指す言葉でした。
当時KEDSのテニスシューズは絶対的なシェアを有しており、ほとんどの選手が愛用していました。
このため多くの大会で優勝した選手が履いていたため、「チャンピオン」という名称を与えられるようになります。
1910年~1930年 歴代のKEDSを紹介
1910年 KEDS ジム用(体育館用)シューズ
この時代KEDSではまだバスケットボール用のシューズではなくジム用シューズとして発売されていました。バスケットボールシューズは前回お話ししたスポルディングが独占した状態で、革製品のシューズが主体でしたのでまだキャンバスを使用する選手は少なかったようです。
1920年 KEDS ジム用 シューズ
KEDSのジム用シューズです。この時代まではGOODYEARの文字がソールに入るデザインで、KEDSとダブルネームになっています。なお当時のインドアシューズはハイカットが多く使用されていました。
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1920年 KEDS BASKETBALL SHOES
KEDSの中で1916年より一番バスケットボールで使用されたモデルがこちらです。
KEDSにおいて一番多いのがこちらのブラウンのモデルで、コンバースのオールスターにおいてもブラウンが採用されていましたので、白よりはブラウンの方が多くの人に好まれていたようです。
1921年 KEDS バスケットボールシューズ 広告
1921年のモデルでレザー製になったものです。やはり当時はキャンバスよりレザーの方が好まれたようです。
1922年 バスケットボールシューズ2種類 広告
1922年の広告ですが、まだ以前からの2種類のシューズが紹介されています。
なおこの時代はアンクルパッチにはUSラバーカンパニーのマークでKEDSの表記はソールのみになっています。
1925年 TENNIS&BASKETBALL SHOES 広告
1927年の広告になります。このあたりよりTENNISの広告が増え始め、利用者も増えていきます。
このためKEDSといえばテニスシューズとも言われた時代になります。
1927年 シューズの種類が増え始める
1927年よりシューズに名前が付くようになり、その種類も大幅に増えていきます。
左のシューズは「コメット」という名称が付けられていました。アンクルパッチもUSラバーからKEDS表記に変更された年でもあります。
同時にカタログも厚くなり、KEDSだけでも様々なタイプのシューズを製造するようになります。
1929年 MERCURY & GLADIATOR 他 広告
1929年に登場した「マーキュリー」と「グラディエーター」です。
このあたりからソールの形状が変化し、用途に合わせたソール形状が与えられ靴の選択肢が増えていきます。
他の広告では「コンクエスト」「ダイアナ」なども紹介されています。
なおハイカットシューズにはソール形状に合わせて、ご覧のようなシューズが発売されていました。
1930年 KEDS BASKETBALL SHOES 広告
1930年にはご覧の4種類のシューズが紹介されています。
この1930年以降ハイカットシューズは大幅に増えます。次回は1930年以降のKEDSを紹介します。
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