日本最初のスニーカーブームを創ったREGAL

1970年代
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それは1976年2月20日に始まった日本最大のスニーカーブーム

1975年 REGAL BASKET リーガル バスケットから始まった

1975年、REGALからバスケットという名の上記2本ラインのシューズが発売されます。もちろん日本のみの発売ですが・・・つま先にスマイルが付くモデルで3色用意されていました。
こちらはコンバースの兼ね合いから復刻は無理でしょうが、当時としては画期的なデザインで注目を集めました。
当時REGALは革靴としては定評のあるメーカーで作りもしっかりしており、靴の修理にも対応したメーカーでした。もちろん私もサドルシューズを購入し履いていた経験があります。

1976年2月20日 REGAL TENNIS 発売

1976年2月20日、記念すべきREGALのTENNISが発売されます。
このシューズが日本にスニーカーという言葉を浸透させた偉大なシューズです。当時キャンバス製が主流の時代、ほとんどのキャンバスシューズはズックと呼ばれていました。確かに若者はスニーカーという言葉を使っていましたが、それはメンズクラブというファッション誌を読んでいるからで、他の大人や子供はスニーカーという言葉を知らない時代です。
そしてこのシューズが過去最大のヒットシューズになります。

REGAL TENNISは4色展開 しかしそのサイズは?

当時発売されたのは上記4色。紺・赤・緑・黒の4色です。
このシューズが発売されると、当時大変な人気が出て話題になりました。なんと発売日に徹夜で並ぶ人が現れ、TVで朝中継までされたシューズです。しかも発売日即完売で、1時間ほどで完売した後、店頭で転売をする人まで現れるしまつ。徹夜で並ぶことや転売というのはこのシューズからだったと思う状況でした。

このシューズは当時3,600円でしたが、通常2千円以下で購入できるキャンバス製のスニーカーが3,600円でしたから、ほぼ2倍の価格でした。
しかしこれが飛ぶように売れたのです。70年代後半のジョギング、80年頃のadidasのブーム、85年頃のREEBOKや80年代後半のKAEPA、AVIAブーム、90年代のJORDANなどのNIKEブームなどいろいろありましたが、このREGALは群を抜いて流行りました。

発売後数か月後には偽物というかパチものまで登場し、Rマーク以外にA・B・K・M・Nなどイニシャルを扱うほどの種類の偽物が巷に溢れました。この当時子供も大人も1人1足は持っていたというほど流行りました。まあ頑なに買わない人もいましたが、1人で2足以上買う人もいたので、ほぼ1人1足という状況だと思います。

REGAL TENNISが日本で過去一番に流行った理由

さてなぜこのREGALが過去最大のブームだったかというと、それは常に商品を生産し、毎月商品を提供し続けたことだと言えます。
確かに最初の数か月は毎月1回、20日頃に発売され徹夜組が現れるほどでしたが、その後は月2回~3回と増え1年後にはだれでも購入できるほどになりました。しかしその販売数はいまだに破ることのできない数だと言えます。

当時発売されていたシューズのサイズは最大26.5センチ

ごらんの様に最初発売されたシューズは23.5~26.5センチです。
23.5はメンズサイズでレディースは販売されていませんでした。あまりの人気のためのちにレディースも登場します。見ていただければわかりますが、当時レディースは21.0センチからでした。
対してメンズは26.5センチまでしかなく、27センチはありませんでした。当時メンズの平均サイズは25.5センチがメインでしたから、ほとんどのシューズは26.5センチまでしかありませんでした。27センチ以上が出てきたのは1980年以降の事です。

本当に多くのシューズが販売されました。

靴以外にもごらんのバッグも販売され、非常に高い人気を誇っていました。
通常スニーカーは1シーズンで2万足売れればヒット商品となります。(日本のみの発売数です)
あのNIKEのAIR MAX 95でさえ、発売当時は定価15,000円が13,500円で販売されていました。
そして発売後再販するまで数年が経ってしまいます。
それがこのREGAL TENNISは常に製造販売され、2万足は即完売。結果的には10倍以上の数を販売したこととなっています。これだけの数を1年で販売したのは、ADIDASのSAMOAでも勝っていないと思われます。

いずれにしても1976年で非常に多くの数を発売し、スニーカーという言葉を日本に広めたのは紛れもなくこのリーガル・テニスです

REGAL TENNIS 復刻盤

2016年には40周年記念で復刻版も登場したREGAL TENNIS。
ただデザインは発売当時のモデルとは違った雰囲気になっています。どちらかといえば踵とシューレースホールの部分は色が付いて欲しかったです。なんでこんなデザインにしたんでしょうか?
きちんと同じデザインにして欲しかったです。また値段を上げるのはいいのですが、もっと細かなつくりにして欲しかったという感じです。
たまにショッピングセンターで発売会を行っていますが、出会ったら1足は購入してはどうでしょうか?
日本製で非常に人気のあったシューズで、キャンバスを選ぶなら是非お勧めします。

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コメント

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1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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