![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1973-suede-cortez-usa.jpg)
1973 NIKE SUEDE CORTEZ DX 登場!
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1973-suede-cortez-japan.jpg)
1973年にスエードコルテッツが発売されるのですが、ハッキリ言ってモデル名がコロコロ変わるので箱が残っていてもどれが最初なのかよく分かりません。
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1973-cortez-deluxe-japan.jpg)
ちなみにこちらは日本製のスエードコルテッツ・デラックスになります。コルテッツにはデラックスという表記が良く付きますが、何をもってデラックスなのか不明です。最初は日本製のフレアソールになったものを言うと思っていたのですが、そうではないみたいです。
1973 NIKE SUEDE CORTEZ Ⅲ 登場!
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/3b7c48876bec7c30ac7536be643104bb.jpg)
こちらがスエードコルテッツⅢです。最初のデラックスと比べ、どこが違うのでしょう?
しかもⅢということは、ノーマル・デラックスの次だからⅢなのでしょうか?
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/57e9eebe1c9b75d3c98d5b51beffc703.jpg)
ちなみに箱にはしっかりとCORTEZⅢと記載されています。
1974 NIKE SUEDE CORTEZ 日本製
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1974-suede-cortez.jpg)
1974年のコルテッツスエードになります。見た目ほとんど変わりません。1975年までは同じ形状で発売されていました。
1975 NIKE SUEDE CORTEZ 日本製 SAMPLE
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1975-suede-cortez-japan-sample.jpg)
1975年モデル(1974年製作)の日本製サンプルになります。日本製のサンプルであるため7.5インチのものになります。ネイビーではなくライトブルーで製作されたことが判ります。
残念ながら片足のみなので履くことはできません。そのかわりデッドストックで残っていましたが・・・
1976 NIKE SUEDE CORTEZ USA製
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1976-suede-cortez-usa.jpg)
1976年のUSA製のスエードコルテッツです。
この年からスエードコルテッツはUSA製と台湾製へシフトしていきます。USA製は筆記体が良く見つかりますが、台湾製はゴシックのロゴが多く見つかります。
1977 NIKE SUEDE CORTEZ USA製
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1978-suede-cortez-t-c-brn.jpg)
1977年のUSA製のスエードコルテッツです。箱付きデッドストックなのでモデル名があり、NIKE SUEDE CORTEZでRマーク付き、T/C.BRNの色表示が付いています。箱は1977年から1978年まで使用された黒のNIKEの文字入りの箱になります。
色から言ってル・ビラージュのスエード版といったところでしょうか?
![ビンスニ男](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
アメリカ製は紺のスエードコルテッツは良く見つかるのですが、茶色はあまり見つかりません。
ルビラージュは良く見つかるのですが、スエードはあまり見つからないのは生産量が少ないからでしょうか?
当時、スエードは廉価商品で人気も少なかったため、売れない商品が多かったんです。
1978 SUEDE CORTEZ 台湾製
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1977-suede-cortez-taiwan.jpg)
1978年になると、台湾製としてスエードコルテッツとしてカラフルな色が登場します。
![](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/uploads/2023/11/1978-suede-cortez-taiwan.jpg)
水色のスオッシュが特徴のスエードコルテッツが良く見つかりますが、これらが本当にUSAのNIKEとして販売されたか不明です。
というのも1977年のNIKEはUSAで販売されるものが本物、日本で発売されるものは日本ゴムのNIKEとして販売され、1977年~1981年までの日本製NIKEはUSAにおいて偽物として扱われていました。
このため当時日本製のオセアニアやエリートなどは修理を拒否され、日本のNIKEへ依頼するように言われましたが、当時の日本のNIKEは靴の修理をしていませんでしたからあきらめるしかありませんでした。ただフォレストヒルズなど、アメリカではウインブルドンとして発売され、見た目も分かりませんでしたから、そちらは修理可能でした。
![ビンスニ男](https://vintage-sneaker.blog/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
当時は日本製は日本ゴムの製品として販売されており、USA製は扱っていませんでした。
このためUSA製は並行輸入会社が輸入して高値で販売していたのです。
このためバージニア・オセアニア・ミエカ・エリート・フォレストヒルズは日本独自のシューズとして日本のみでの販売になります。
同様に台湾製の製品も台湾独自のNIKEとなり、台湾でのみ発売されたNIKEは当然日本では偽物扱いになります。そこいら辺は個別に紹介していきますね。
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