ADIDAS RUNNER HISTORY WEST GERMANY

1970年代

アディダスの西ドイツ製ランナーはメッシュのボディーを採用し、1977年モデルとして1976年に発売されます。もちろん日本でも発売されました。

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1976 RUNNER WEST GERMANY PROTOTYPE

1976年、アディダスはご覧の赤/黄色のランナーをプロトタイプとして製作します。
こちらのモデルはアディダスのアーカイブに保存されているもので、ナイロン素材で出来ておりRUNNERの刻印がしっかり入っています。同じ時期に作られたフォーミュラー1のプロトは復刻されましたが、こちらは復刻されていません。

このモデルがメッシュに変更されたのは、フォレストヒルズがメッシュになったのと同じ背景があります。当時スポーツシューズは通気性が悪く、ランニングなどを運動すると靴内の温度が上昇、湿気も100%に達し、運動に悪影響を与えるという結果が報告され話題になりました。
このことから各スポーツメーカーは、こぞって通気性の良いメッシュ素材のシューズを開発したのです。

実際には他のメーカーもメッシュ素材のシューズを同時期に出しましたが(NIKEならLDVなど)、そんなに通気性は無く、靴内温度を下げるほどではありませんでした。一番効果的だったのはADIDASのロスアンゼルストレーナーだったのを覚えています。

1977 ADIDAS RUNNER WEST GERMANY

1977年のカタログに掲載されたランナーですが、実際には1976年に販売は開始されています。初期型の特徴はソールが3層で、ミッドソールが青いEVA素材で出来ている点です。

更に細かく言うと1976年に発売されたランナーは、御覧のようにヒールパッチにadidas表記やトレフォイルマークが入らないのが特徴です。

1977年以降には®の付いたマークがしっかり表記されます。

1979 RUNNER 2nd model WEST GERMANY

1979年のランナーの広告です。形状的には変化がありませんが、ミッドソールがEVA素材から硬質プラスチック素材に変更されます。

1979年モデル(発売は1978年後半から)では御覧のようにミッドソールにadidasの表記が入るようになります。なお1980年にはロサンゼルスシリーズのためランナーは消滅し、TRXランナーへと変わります。

1977 RUNNER SMU WEST GERMANY

こちらは通常色ではなくSMU(別注色)となるランナーです。青・赤以外にも黒/金や紺/銀なども存在しています。

1979 RUNNER SMU WEST GERMANY

1979年モデルのSMUも有りましたので追記します。
79年になると3色使いも出てくるんですね。でも何で金ラインが多いんでしょう?選手の好みですかね。金メダルを意識しているんでしょうか。

1979 RUNNER SUPER WEST GERMANY

なお1979年にはごらんのランナー・スーパーが発売されます。ソールはSL80と同じ形状となっています。

配色はグレー/ネイビーで雰囲気は良いのですが、色が良く無かったようで不人気なシューズでした。

コメント

vintage_sneaker

1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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