ADIDAS COUNTRY FRANCE製 HISTORY

1970年代
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1973 ADIDAS COUNTRY 1st model 登場!

発売されたのは1972年11月になります。当然日本未発売で正式に日本でカントリーを発売されるのは1977年になります。
カタログ上ではベロにマークが入らないものが紹介されていますが、実際に販売されたモデルは御覧のようにトレフォイルマークが入るものになっています。

1972年にカントリーが発売されたのには訳があります。
1973年にベルギーで第1回目の世界クロスカントリー大会が開催されることになったため、世界のスポーツメーカーがクロスカントリー用のシューズを発売しました。日本では鬼塚タイガーが、あのNIKEも白/青のクロスカントリー用のシューズを発売しました。

最初のadidasのカントリーは、履き口にパッドのないシンプルなシューズでした。このため使用していると履き口が擦れて、足に傷をつけやすいものでした。

2006年に復刻されましたよね。
その時は緑ラインのもの以外に色付きのモデルなども登場しましたよね?
ビンスニ男
ビンスニ男

はい、最初に初期モデルと同じフェルト地のものが登場したのですが、日本では発売されませんでした。ebayでは出品されていましたが、アッという間になくなりましたね。

販売数が少なかったようで、復刻でもベロア素材は珍しいものとなっています。

1974 ADIDAS COUNTRY 2nd model

1974年履き口にパッドが付くようになり、履き易さが向上します。
なおここまでがつま先の形状がROMと同じような小さいスエードで出来ています。

1974 ADIDAS COUNTRY 3rd model

1974年後半になると履き口が緑になり、つま先のスエードの形状がT字型になります。

1975 ADIDAS COUNTRY 4th model

1975年になると履き口の緑は白に戻ります。なおこの時ベロがレザーからウレタンに変化しますが、吐き口が白のものでレザータイプが存在しますので、1975年モデルからレザーがウレタンに変化するものと思われます。

このモデルは良く見ますね。
ベロア素材のモデルと言ったらこのモデルですね。
ビンスニ男
ビンスニ男

そうですね。ベロア素材で一番良く見つかるモデルがこのタイプになります。

1年以上生産されていたため、結構見つかることが多いモデルです。

ただ注意してほしいのは、ベロア素材のモデルはソールが硬化しやすいので、購入時には確認して欲しいです。硬化したものは滑りやすく、割れやすいので注意です!

1976 ADIDAS COUNTRY 5th model

1976年になると最初に踵のベロアが大きくなります。カントリーのビンテージものの中で一番形が良いのがこのモデルになります。但し履き易さの点からいうと、まだヒールカップが挿入されていませんので、履き心地はイマイチといった感じです。

1976 ADIDAS COUNTRY MONTREAL SPECIAL

1976年に製作・販売されたモントリオールオリンピック用のカントリーです。
当時アメ横の店でのみ販売されていたのを確認していましたが、7.5インチしか無かったので購入出来ず80年代にやっと見つけたモデルです。
このトリコロールはなかなか見つかりませんが、80年代のベロアでは無いカントリーは結構見つかります。

1976 ADIDAS COUNTRY 6th model

1976年後半において、カントリーの踵がベロアからビニールに変わります。
丁度スタンスミスが変化したのに合わせて、カントリーも変化します。同時に踵にトレフォイルマークとadidasの表記が入るようになります。

ちなみに1974年から1976年にかけての変化はこちらの通りです。
吐き口が緑の場合はベロがレザー、1975年に吐き口が白くなる時にレザーからウレタンに変化し、ステッチが入ります。そして1976年ステッチが消え薄いウレタン製へと変化し、アッパーのレザーも薄くなります。

イヤー、この時代のカントリーは最高ですね。
購入するならこの年代が一番ですかね?
ビンスニ男
ビンスニ男

そうですね。個人的には1975年のベロにステッチが付くのが一番ですが、アッパーができるだけキレイなもので、サイズの合ったものが一番です。
たまにフリマで見かけますが、吐き口が破れたものや踵がすり減ったりとかいうのは手を出さないのが一番だと言えます。
探せばキレイな状態のジャストサイズは必ず見つかります!1インチ以上大きなものは手を出さないのが一番です。履くと変なシワが出来ますし、つま先が当たってすり減りやすいので注意して下さい。

1977 ADIDAS COUNTRY 7th model

1977年一番良く見るカントリーが登場します。ラインも踵もビニール製のカントリーです。
このモデルから日本でも兼松によって正規輸入販売されるようになります。

1978 ADIDAS COUNTRY 8th model

1978年、上記のようなカントリーでヒールカップにプラスチックが採用されたモデルが登場します。
このため今までのサイドに2本線のステッチが無くなり、ヒールカップを補助するようにくの字のステッチになります。
他のシューズも同じ形状をしたものが古くからありますが、1978年に初めてアディダスがプラスチック製のヒールカップを採用していますので、それまでは厚手の紙などが使用されていました。

ビンスニ男
ビンスニ男

ハッキリ言ってカントリーの中で一番履き易いのがこのモデルです。
プラスチック製のヒールカップが本当に足にフィットします。

ただしプラスチックなのでつぶれて変形していると最悪です。もとに戻るまで当たって痛いので購入時には注意しましょうね。

1979 ADIDAS COUNTRY 9th model

1979年にベロが白ベースに緑のトレフォイルマークが入るものになります。他の変化はりません。

1980 ADIDAS COUNTRY 10th model

1980年、サイドに2本のステッチが入るモデルが登場します。同時にインソールが着脱可能式になり、アディダスマークが入らない真っ白なインソールになります。

このモデルが当時「最悪のカントリー」として有名なモデルになります。なぜ最悪なのかというと履き心地が非常に悪くなったという点から名付けられた不名誉な名前です。
70年代のカントリーに比べ厚手のインソールが履き心地を低下させ、また滑りやすい材質だったため不人気だったシューズです。

これ知ってます。
当時売れ残りで金額が安かったカントリーですよね。確か6千円ぐらいで購入できましたよね。
ビンスニ男
ビンスニ男

そうです。このカントリーは不人気でしたね。

ビンテージスニーカーに興味のある方は、このフランス製だけは敬遠した方が無難です。
まだ復刻のカントリーの方が履き易いです。

まあ1万円以下なら購入してもいいでしょうが、フランス製だからといって高い値段で購入すると後悔しやすいシューズです。

1983 ADIDAS COUNTRY FRANCE製 NAVY

1983年にはネイビーのカントリーが登場します。なぜかつま先の形状も違い、紐穴もDリングが採用されています。


なおカントリーキッドやカントリーガールは1978年に登場します。また1982年にはトリコロールのカントリーも登場します。日本未発売です。

1990s JAPAN made COUNTRY FAKE

1990年代において日本製としてご覧の3色のカントリーが登場します。
なお海外においても同様にカントリーの色付きモデルが製造・販売されます。いずれにせよ90年代の日本製はオリジナルではなく日本独自のアディダスになりますので、レプリカ商品に分類されます。
このため海外からみればFAKE商品になりますのでご注意!
日本のみで通用するアディダスのシューズになります。

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1970年代adidas
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コメント

vintage_sneaker

1970年代からスニーカーに目覚め、ビンテージスニーカーを中心に集めています。ポパイやBoonなどにも登場した経験があります。
基本的にadidas/converse/nikeなど70年代を中心に収集していますが、当時のcatalogや専門書も収集しています。また暇な日には情報収集のため靴屋・古着屋巡りもしています。
古いスニーカーに関しての情報を発信しながら、普通のスニーカー情報もお伝えします。もと靴屋の販売員の経験も活かし、履きやすい靴の選び方も紹介しますね。質問などありましたらお気軽にどうぞ。

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